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FCCNニュースレター Vol.102(2017年3月1日)

Wednesday March 1st, 2017China

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マクロプルーデンスモデルによる外債管理の緩和について

中国人民銀行は、20171月に「关于全口径跨境融资宏观审慎管理有关事宜的通知」(银发[2017]9号)を公布するとともに公布日より施行しました。本通知の大きなポイントとしては、外債のマクロプルーデンスモデルのレバレッジ率が1倍から2倍に引き上げられたことが挙げられます。

現在、一般企業における外債については、従来型の投注差モデルとマクロプルーデンスモデルで管理されています。各社はいずれかを選択することになります。

FCCN No.102 ①

マクロプルーデンスモデルでの管理は2016年から全国展開されていますが、投注差モデルにより外債を活用していた会社がマクロプルーデンスモデルに切り替える場合、過去の投注差モデルでの借入をマクロプルーデンスモデルで再計算する必要があります。

今後も、積極的な規制緩和が期待されるところですが、一方で中国国外への外貨送金が厳しくなっていますので、入と出の双方のリスクを見ながらの判断が求められると考えます。