FCGグループのニュースレターをお届けします。
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2017年08月01日中国
上海市の夏季高温手当の支払いについて
今年の上海の梅雨は比較的短かったですが、その分蒸し暑い日が長く続いています。動物園では、脱水症状を防ぐために塩を混ぜたエサを与えたり、日が当たらない室内で過ごさせる等の対策を取っていますが、炎天下で働いている従業員はそうもいかず、企業は彼らに対して何か手当等を支払うのでしょうか?
下記に上海市の夏季高温手当の支払いに関する通知をご紹介します。
(上記は主として中国語を原文とした日本語参照訳となります。翻訳には正確を期しておりますが、中国語原文との間に解釈の相違がある場合、中国語原文を依拠としてくださいますようお願いいたします。)
病欠等を伴う際の夏季高温手当の減額においては、原則、毎月の平均の出勤日数を21.75日として計算します。さらに具体的な計算方法としては、1日の夏季高温手当を200元÷21.75日≒9.2元とした下記の2つの方法が挙げられます。なお、個人所得税の課税対象になると考えられますのでご留意ください。
・方法1:夏季高温手当日額9.2元×当月の出勤日数
・方法2:夏季高温手当月額200元-夏季高温手当日額9.2元×当月の休暇日数
まだまだ蒸し暑い日が続くと思いますが、日射病・熱射病にならないよう、ご注意ください。