FCG集团的通讯
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03/16/20 Monday印度尼西亚
1. 経済法令(新規、改定)
《 砂糖の輸入に関する貿易大臣規則 》
= 2020年3月18日発効 No.14 Year 2020
1) 当該規則は、粗糖、精糖、耕地白糖(まとめて“砂糖”とする)の輸入における諸種のルールをアップデートするために作成される。当該規則の施行に伴い、貿易大臣規則 No.117 Year 2015は廃止となる。
2) 当該規則は、砂糖の輸入規制、輸入許可、輸入許可所持者への規制、輸入上の検査、報告義務、制裁、モニタリング、などの領域を規定している。
3) 砂糖の輸入は、①産業原料としての需要を満たすため、または②国内への供給量維持・国内産砂糖の価格安定のために行われなければならない。
① 産業原料としての需要を満たす目的
輸入できる砂糖の種類:粗糖(精糖に加工する目的)、粗糖(精糖に加工する目的以外での使用)、精糖。
輸入事業者:(1) 製造輸入業者識別番号(API-P)を持つ事業者、もしくは(2)API-Pを持ち、財務省からの輸出奨励措置(KITE便宜)を与えられているもしくは保税地域に所在している事業者。
※(1)の場合は、粗糖(精糖に加工する目的)の輸入量について別途規制がある。
② 国内への供給量維持・国内産砂糖の価格安定目的
輸入できる砂糖の種類:粗糖(耕地白糖に加工する目的)、耕地白糖
輸入事業者:API-Pを持つ事業者もしくは工営企業
※耕地白糖を輸入できるのは、工営企業のみ
2. 経済ニュース
【 1~3月の経済成⾧率 低迷の予測 】
インドネシア中央銀行は、2020年1~3月の経済成⾧率が過去3年で最低の4.9%に低迷するとの見通しを発表。
新型コロナウィルスにより、観光業と貿易業が2月に特に影響を受けたと説明した。また、新型コロナウィルスの影響は3月までで、その後6ヶ月間にわたって回復基調に転じるであろうという見通しも示した。
【 消費者物価指数上昇率 2月は伸⾧ 】
インドネシア中央統計局は、2月の消費者物価指数の伸び率が対前年同月比で2.98%であったと発表した。前月1月の伸び率は2.68%であり、2019年9月から下落を続けていた伸び率は、6ヶ月ぶりに伸⾧。対前年同月比の伸び率の支出項目別は、飲食品・たばこ類が6.02%と最も大きかった。次いで、セルフケア・その他サービスが4.64%。
【 有給休暇一斉消化日を追加し、レバランは12連休 】
インドネシア政府は、3月9日、2020年の公休日と有給休暇一斉消化日に関する共同通達を改正したと発表。有給休暇一斉消化日は、5月28日、5月29日、8月21日、10月30日の4日間増えることになる。また、これにより、レバランは、前後の祝日と土日を加えて、5月21日から6月1日までの12連休となる。当該取り扱いは、経済活性化策の一環。
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