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税関手続きのガイドライン

2015年3月25日に財務省は、税関手続き、税関検 査・監査、輸出入品の関税、税務管理の施行ガイ ドラインとして通達No.38/2015/TT-BTCを公布し ました。

それに従い、従前の関連諸通達は廃止され、追加 補足の規定、変更点は次の通りです。

1. 廃止になった規定

・国際複合一貫輸送（International Multimodal Transport） 貨物の税関手続き 国際複合一貫輸送とは、同一の運送人が2つ 以上の異なる輸送手段を用い、貨物の引受か ら引渡しまで一貫して運送を行うものです。

・税関当局への委託加工契約書、付録の通知手 続き

・税関当局への原料コード、物資コード、輸出 品コードの通知手続き

・委託加工契約書が終了又は無効になった時、 加工委託者が指定する原材料、物資、リース 機械の処分方法を申し出る文書の承認手続き など 2. 追加補足の規定

・税関の検査、監査活動におけるリスク管 理に関する規定

・商品の原産地の検査、確定に関する規定

・関税価値の検査に関する規定

・商品分類の検査、税率適用に関する規定

・税関手数料納付に関する規定など

3. 多めに変更された税関手続き

・ノンコマーシャル商品の輸出入の税関手 続き

・トランジット商品の税関手続き

・検問所の変更がある(税関検査、監査中 の商品をある税関当局から別の税関当局 に移動される)商品の税関手続き

・一時保管倉庫にある商品の税関手続きな ど

通達No.38/2015/TT-BTCは2015年4月1日より有効 になっていますが、一部の条項は2015年1月1日か ら有効になっています