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- 許認可簡素化、迅速化のためビル建設許可(Izin Mendirikan Banguna = IMB)の旧法(No.24/PRT/M/2007)を廃止し、新たに規定したもの。許可期間が短縮された。
- 建物の機能は居住、宗教、ビジネス、文化・社会活動、特別目的に分類される。
- 建物の物理的分類は構成分類では単純建物(1階、2階)、複合建物、特別建物に、耐用年数分類では一時的建物、半永久建物、永久建物に、火災リスク分類では低リスク建物、中リスク建物、ハイリスク建物に、耐震分類では17段階、位置分類では密集建物、中密集建物、点在建物に、高さ分類では高層建物、中層建物、低層建物に、所有者分類では公共建物、民間建物、個人建物に分類される。
- IMB申請にあたっては、必要データ(所有者、土地情報等)、必要書類(土地登記証、係争のないこと、耐震性のあることの宣誓書等)の総務的条件(Administrative Requirement)、設計図、ユーティリティー計画等の技術的条件(Technical Requirement) を満たしていなければならない。
- IMB申請は新規建築、改修、改造、保存のための工事に対してなされる。申請に対し機能分類、物理的分類の設定や変更が行われる。
- 申請者はまず、建設する建物が都市・地方デザイン計画( Keterangan Rencana Kabupaten/Kota = KRK) に合致しているか確認するために事前申請(Pre-application)を行う。
- 事前申請の合意書を取得後に本申請を行う。本申請に対し建築専門チーム(TABG)による技術的条件についてのチェックが行われ(有料)、技術的推薦状が出され、地方政府が合意書を発行する。
- 申請者は、同時に環境影響鑑定書(Analisis Mengenai Dampak Linkungan=AMDAL)や環境モニタリング鑑定書(UKL、UPL)を取得する。
- 申請に対し、単純1階建物は3日、単純2階建物は4日、複合建物は7日、公共目的で1~8階の特別建物は12日、公共目的で8階以上の特別建物は30日、公共目的の特別建物の基礎工事は18日で許可が与えられる。(旧規程では30日とされていたが、実際は60日程度を要していた)