FCGグループの海外最新情報をお届けします。
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2016年09月01日バンコク
タイ新憲法の承認に係る国民投票が8月7日実施されました。タイ選挙委員会が公表した開票結果によると約61%の賛成(投票率は60%)をもって可決されましたとのことです。
新憲法においては、国会は2院制(上院、下院)をとり、上院については2017年から5年間は軍政が議員を選任し、軍幹部もそれに含まれるとされており、これが民主主義の後退とつながるのではといった慎重論も上がっていました。特に米国やEUでは懸念を示す声が大きかったと言われています。その中で日本政府が歓迎の意を示したことは好意的に報道されています。
日本でも憲法改正について話題となっていますが、国によりその取り組み方、国民の反応塔が大きく異なるのを感じます。新憲法がタイ国の発展に寄与していくことを期待しています。