FCGグループの海外最新情報をお届けします。
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2017年01月16日台湾
労働基準法(中国語:勞動基準法)が2016年12月21日に改正され、2017年1月1日から施行されます。本改正に伴う主な影響及びその他労務関連の変更点は以下の通りです。
1.完全週休二日制(一例一休)の導入並びに残業代及び計算単位の変更
2.労工保険・普通事故保険比率の9%から9.5%への上昇
3.有給休暇の変更
4.最低賃金の上昇
基本的に従業員有利となる改正であり、企業にとってはコスト増となります。特に1の改正に関連して、休息日における残業代は従来に比べ非常に割高の規定となっているため、業務方法の見直し等、検討が重要となります。